私を殺しに来たのだろう。撃て、臆病者め。目の前にいるのはただの一人の男だ

「エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ」の肖像

チェ・ゲバラが残した最期の言葉。チェ・ゲバラが死亡したのは1967年10月9日。満39歳だった。

ボリビアでの革命活動中のことだった。

銃を向ける政府軍兵士がチェ・ゲバラの前に立ったが、その兵士は銃撃を躊躇していた。

諭すような語り口。まさに稀代の革命家らしい最期の言葉といえるだろう。