挑戦しなければきっと後悔する。それは逃れようのない事実だった

「ジェフリー・プレストン・ベゾス」の肖像

ジェフ・ベゾスの名言。インターネットの可能性にかけて、Amazon.comの前身となるCadabra.comを開業する際の決断を振り返ったときの言葉だ。

ジェフ・ベゾスが転職した先の会社で副社長となったのは28歳のときだ。そのまま金融業界でキャリアを築き上げれば、華々しい将来が待っていただろう。

だが、ジェフ・ベゾスは金融業界での輝かしいキャリアを一度捨て去り、IT業界での起業を決断した。

そのときにジェフ・ベゾスが行なった自問自答はこうだ。

80歳になった際に自分の人生を振り返る。そして『30歳の時のボーナスを失ったと後悔するか?』と自問した場合の答えはNo。『起業しなかったと後悔するか?』と自問した場合の答えはYes。

自分の中の心の声を聞いたジェフ・ベゾスは、アマゾン・ドット・コム創業へと踏み出した。

挑戦した結果の後悔であるならば、年老いたときにも納得がいくだろう。しかし、挑戦しなかったという後悔は晩年には取り返しがつかない。

挑戦することに迷っている人にこそ、このジェフ・ベゾスの言葉は響くだろう。